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2008/09/07(日) 20:04:33 [『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』]

今日は東宝の一般前売り開始日でしたね。
希望の日がとれたので、東宝へ日帰り遠征します。(笑)
これだけ大劇場で観ているのに、ソロモンの指輪とマリポーサの花、飽きることがありません。


さて、続きです。
拭いきれない虚しさなど
人の世について回る影・・・
の歌の後、ネロは路でフェルッティの子分二人に囲まれます。そして、フェルッティのもとへ。
ネロの仕事をのっとろうとネロをおどすフェルッティ。
だ、け、ど・・・

ネロが一枚上手です。(エスコバルのおかげですけどね。)
ネロの迫力、なかなかの見ものです。マフィアがかわいくみえるのも面白い。

夜中に大統領官邸に向かうネロとエスコバル。
フェルッティと名乗って、乗り込む二人。
ネロは、サルディバルにこれ以上フェルッティをのさばらせるなと賄賂の記録を元に脅しをかけます。
またまたなかなかの迫力のネロ。その近くに出来る男の雰囲気を漂わせてスマートに佇むエスコバル。

この件を終えて、エスコバルは、
「悪い夢みたで終わらないかな」
ネロ「まさか」
エスコバル「これで片付けばいいが」

エスコバルは穏便に済むことを願い、平穏な日を求めているのでしょうね。
そんなエスコバルにネロはリナレスの居所を探してくれと頼みます。
それに対しエスコバルは「もう、そんなことに人生を費やしたくない。何のために生き残ったんだ。俺もあんたも」と。
ネロは「俺だって、もう同じ絶望を味わいたくはないよ。(中略)みすみす罠に落ちるのを黙って見ちゃいられない。出来ることがあるのに躊躇したくない」
という思いを訴えます。
エスコバルは、その思いに「これが最後だ」と同意して手伝います。

リナレスにあう、ネロ。だけど、ネロのチャムロに帰国を思いとどまらせたいという思いはリナレスに受け入れられずリナレスは去っていく。
「命は理屈で捨てていいものじゃないわ」というセリアの悲しみ、嘆きをなぐさめるネロ。
そして、自分がかつて軍にいたことなどを話て自分にしかできないことがあると何かに突き動かされるように強く言うネロ。

セリアは自分が知らなかったネロの心の一面を知り、苦しい思いを歌で表す。

大学のキャンパスでは、学生たちが集会をしている。
そこに、警官がきて、リナレスを逮捕していく。
それを見ているロジャー。これまでの軽い記者の雰囲気とはうってかわった冷たく威圧的な雰囲気を漂わせて。

一方、ネロのクラブに無人の車が突っ込む。そのことを知った、エスコバルは店をゴンザレスに任せていそいでネロのもとへ。
ネロが狙われるとぴんときたのでしょうね。さすが、切れ者エスコバル。

ホテルの前でネロはフェルッティの子分に襲われるが、取り押さえる。そこに、かけつけるエスコバル。(ものすごく頼りになる友人ですね)

ホテルで状況を語り合うネロとエスコバルだけど、
大急ぎで動きつつ、ネロ「リナレスが生きている間が勝負だ」
に対して、エスコバルは冷静に
「リナレスとチャモロでは意味が違うぞ。そこまでする価値があるのか」
突っ込まれて気がつくネロ。

セリアの弟でなければ同じことをするとは限らないからよく考えてくれと言って去ろうとするネロにエスコバルは自分がネロの部下だったと話しかけ・・・
それをさえぎるようにネロの言う、
「友達だよ、たった一人だけの、俺の」
の言葉がとても胸に響きます。本当はついてきて欲しいのだろうけど、それは言えないネロ。
これまでの二人のツーカーの行動を見てきたので、ここでの覚悟はつらい。
だけど、エスコバルの、全てを分かっていいよといった思いのこもった、
「そうか、じゃ、行けよ」
ネロの「うん」
からこの二人の関係がよりしっかりと伝わってきます。

この後のエスコバルの自分の生き方の歌がまた胸に響きます。

ロジャーとフェルッティを使って取引するネロ。そばにはエスコバル。
リナレスが生きているうちに助け出すことができてほっとするネロ。
でも、それもつかの間。
ラジオからはチャモロが明朝かえってくると聞こえてくる。

ネロが戦いに行くことを察知したセリアは行かないでとネロにすがります。
セリアは二人で生きればいい。地の果てでもいいと、行って欲しくないことを訴えるのですが・・・
この思いとってもよく分かります。そばにいたい、行って欲しくない、もう、あえないかも知れない、死んでしまうかもしれない、生きていても帰ってこれない・・・などなどめまぐるしくいろんな思いがセリアの頭に浮かんだことでしょう。
でも、ネロは言うのです。
「そんなところには絶対行かせない。もっと素晴らしい世界で俺は君を愛したい。だから行くんだ。」
この言葉に衝撃を受けました。
地の果て、そこでも愛はこわれないのか?苦しいしいたげられた状況でも貫けるものとは限りません。セリアのために、祖国のために、ネロが今出来ることを実行して、素晴らしい世界で幸せになりたいという思いが胸に響きます。

「必ず戻る。ここが祖国だ。俺と君の」の言葉がとてもせつないです。

セリアのいつ?という問いかけに、生きている証に毎月この日にこの花を送るといって生けてあったマリポーサの花を一本セリアに渡し、去るネロ。

戦いに行くネロをエスコバルが待ち受けている。
エスコバル「戦場ではあらゆる死を覚悟しろ、そう叩き込まれた」
ネロ「生き残るために」
エスコバル「そうだ」

この台詞があとの場面でよみがえります。
2度目以降はもう、この台詞を聞いただけで辛い。

チャモロが上陸し、ネロたちと合流し、ネロたちが残って戦い、チャモロ他数名を逃しつつ戦うシーンは圧巻です。

ネロ、エスコバルは目的を果たした。
でも、その時、エスコバルとの別れが・・・
エスコバル「あらゆる死ってなんだ。部下の死もそのうちだろう」
ネロ「お前は部下なんかじゃない。俺のたった一人の友達だ・・・・・」

軍で叩き込まれたはずのことだけど、そんなことはどこかに言ってしまって取り乱すネロに涙、
エスコバルの「このまま死なせるな。行くところを見てから死にたい・・・」などなどの言葉の数々にようやく立ち去るネロ。

チャモロの声、エスコバルの歌・・・すべてに涙。

場面は変わり、イスマヨール邸。
セリアに届け物が届く。
何かしら?と開けてみるセリアがその箱の中身を見たとき・・・
ネロが生きているという喜びをかみしめた表情にまたまた涙でした。

最後のネロのモノローグ
「エスコバルのためにも俺は生きよう。そして、セリア。いつの日か必ず君に会いに行く。変わらぬ思いと、マリポーサの花を携えて」
にまたまた涙でした。

心に響く台詞がいっぱいのこの作品、好きです。
架空の国のお話ということですが、もしこれがキューバなら、3,4年後には再会できるのかな?

ラストのショーの白い衣装の二人のデュエットダンスを見ながら、再会できたのかな?それとも、天国でしか会えないのかな?とかその日によっていろいろ感じてます。

主題歌も素敵で歌を聴いただけでもうるうるきたりします。

Comment

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2:25の方、
コメントありがとうございます。

ラストのデュエットダンス、ネロとセリアに見えますよね。ミズさんもとなみちゃんもそう思って踊ってられるんですね。

でも、問題はいつ再会できたのか?
あのシーンを見ながら、よかったねと幸せに見れた日もありますし、なにせ白い衣装ですから、天国で再会っていうのも思ってしまった回もあります。(笑)
現実的に4年後ぐらい?とか思いつつ見ても、その合えなかった大事な時間を思って切なくなったり、見る日によって様々感じてます。おじいさんとおばあさんになってからっていうのを想像して涙した日も。

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