ミズさんチェックをしなくても、
ミズさんでいっぱいの9月号。
水夏希サヨナラ特集
ですものね。
大劇場をバックに佇み、そのコメントが
掛け替えのない時を共に過した
すべての皆様
心より
ありがとうございました
ミズ
心に染みます。
このメッセージを読んで、様々な思い出が頭の中を駆け巡りました。
サヨナラ対談は谷先生
印象的なことは、谷先生のことでなく植田先生のお言葉、ベルばら2001の頃のお話で、
谷先生「あの頃、植田紳爾先生とどの子がどの役のイメージかというお話をしていて、先生はミズはオスカルだって仰っていたんだよね。」
植田先生、よく分かってられますねと思いました。
また、外伝のジェローデル編のエピソードも面白いですね。あのラストシーンはとても素敵でした。
お洋服拝見の特別編でミズさん登場というのも嬉しいですね。
東京公演集合日の服装が紙面におさまっています。
室内のお写真とはいえ、入りの時のミズさんのお写真が歌劇に載っているというのが嬉しいです。
送る言葉
古い先生方、
中堅?の先生方、
若い先生方で一定の傾向があるように思います。
植田先生では「常に宝塚のことを考える得難いスター」「退団は惜しい。まだ宝塚でしなくてはならないことがあるのではないか。」というあたりが印象的でした。
柴田先生の「劇場にいると、水が舞台に出た時の観客の吐く息遣いを空気で感じるんですよ」や「宝塚で育てたスターだけれども、卒業に当たり彼女に礼を言わなくてはならないんだろうと思います」の言葉に涙したりしました。
正塚先生「精神的な、内面的な役柄の男役というものの味わいが深く出てくる人だったと感じています」「コメディタッチの作品もやってみたかったですね。非常にモチベーションの高い水、これまでよく頑張ってくれました」
コメディタッチ、どんな作品になったでしょうね。
小池先生「暫し疲れを癒した後、更に貪欲に水夏希ならではの夢を追い求めて行って欲しい」
木村先生の思い出話はとても楽しい。それは、魅力的な役の思い出話だからでしょうか。
斉藤先生「一つの組を率いるトップスターというのは正しく転職だったのではないかと思います。」
「彼女の置き土産を宝塚の財産として、雪組だけでなく、僕らも受け継いでいかなければと思います」
大野先生「ふと、水さんとの最も幸福な出会い方は、その後輩となる事ではあるまいか、と思ったもので、つい」
稲葉先生「でも私は水さんが再確認させてくれた「集中」の言葉をこれからの人たちに伝えていく仕事をしなくてはなりません」
印象的な言葉がいっぱいつまった送る言葉でした。
生徒さんたちの言葉の数々も。あげればきりがありません。
「あの時、この時、この1年」という4ページも印象的です。
「予想外の展開」という、ハマコさんとユミコさんの卒業に関するコメントは読んで色々考えてしまいましたが。
ゆめみさんの絵と文の挿絵(ゴエさん)、ワンモアタイムが素敵です。
今月号は宝物の1冊です。